ロックの日に演歌を聞く ~6月9日「俺節」観劇感想というか雑記~
とっても今更な話題で申し訳ないのですが。
このタイミングでないと、きっと上げることはこの先無いように思い。
ヤスくん誕生日おめでとう記念(しかも日にちずれてるけど)ということで。
もし興味がある方は、覗いてみてください。。。
これは、ロックの日に「俺節」を見に行った私の、超個人的な覚え書きです。
すったもんだがありましたが、、、「俺節」、見に行くことができました!ありがとうございます!!
まずは、見に行く前までのいきさつを。
今度∞さんメンバーが、舞台をする!ということを知った私。でもFCには入っていないから、無理かなぁと思ってたところに。横さん、やすくんのお芝居はプレイガイド先行がありまして。よしダメもとで~申し込んでみたら。
よこさん落選、、、やすくん当選!おぉう、やったーー!!!
ではよこさん、くらさんの舞台は当日券狙いで、、、とのんきに構えていたら。
各公演の上演時間が発表され、詳細を見たとたん、「あ、これ3公演全部無理だ、、、どうしよ、、、俺節、、、もうチケット手元にあるし」と途方に暮れていました。
でも家族の協力が有り、見に行くことができました!ありがとう旦那さん!!まさか半休とってくれるとは思わなかったよ、、、(゚゚(゚´Д`゚)゚)
そして迎えた6月9日。やすくんの舞台を見に行ってきました。
お芝居見に行くのは、何年ぶりかな?娘が生まれてからだから、8年ちかくは見ていないはずなので、、、本当久しぶり過ぎて、ドキドキでした。
ストレートプレイは、どの舞台を観る中でも、緊張します。実は歌舞伎は敷居は高そうだけどお気楽に見られる、、、なぜなら屋号の掛け声は飛ぶし、ご飯食べながら見てもOKだから、意外と賑やか。シーンとなることもあるけど、ストレートプレイほどではない。もちろん演目にもよると思います。
なので、いつも緊張感のない生活を送っている私、大丈夫かなぁと心配しましたが。
結果、大丈夫でした。。。座席が2階前後左右ど真ん中で、俯瞰で見れたからかな。
さて舞台のあらすじですが。
今回全くまっさらの状態で見に行きました。開演前にサクっと原画展を見たくらい。
原作の漫画も知りませんでした、、、我が家はスピリッツではなく、オリジナルだったので、、、それもYAWARA!と同時期連載だったんですね、ちょうど単行本で読んでいた頃、懐かしい~でも雑誌は読んでないので本当にニアミス。惜しい。
でも、原画展で一話をじっくり読んでいたのは、あとあと良かったなぁと思いました。
そんなまっさらな人でも、わかりやすく、お話の内容がすっと入ってきました。
めっちゃ端折った書き方だと、
青森出身の内向的な男の子が、東京に出てきて、世間(もしくは東京)の荒波に揉まれつつ、時には仲間との友情や恋人と愛を育みつつ、時には傷つきながらも夢に向かって成長しつつ歩んでいく、、、
と言うお話なので(簡単にまとめすぎ)、予習やお勉強をしなくても楽しめました。
でも、なぜ一話を読んだほうが良いのか。
これは、一話にコージの人となりが上手く表現されていたから、です。
コージは思ったことをすぐ口に出せない、言おうとしても言えずに飲み込んでしまうことが多い。それはおばあちゃんに育てられたこと(両親が不在?なこと)、田舎住まいであること(漁師なめんな、町っ子と記載アリ)が絡まって、そうさせている(いつも所在なさげな風貌)。でも、「おらだって、世の中とっくり返せる武器(歌を歌うこと)がある」と言い切る強さを持つ(芯が強く夢を追いかける原動力がある)。
ここを理解せずに見ると、なんでコージは、夢は大きいのにこんなにウジウジした性格なんだろう、もっとシャッキリすれば良いのに、と思うかも。特に差別を受けてるのはわかりにくかったかな。立場が弱い場所で育つと、気持ちを強く伝えることを諦めがち。その辺を丁寧に一話で描いてました。
かくいう私は、もうすっかり母目線で見てました、いやおばぁ目線かな?コージに母親は登場しないもんね、、、コージがんばれ、コージ悪くない、コージ男になれ、と見守ってました。これはもう、自分が母親という立場だからなのかなんなのか、わかりませんが。
細かい内容や、考察は他の方に任せて(もうね、おばちゃんのアタマのキャパ少ないから、すぐこぼれ落ちてしまうの(泣))わたし的ツボだったことをいくつか。
・ジャミロクワイのポーズ!
・クリーミィマミ!!
・麻のジャケット、オメガトライブ!!!
・カーテンコールでやすくん発見!!!!
薄い、、、薄すぎる、、、あの濃密なお芝居のツボがそこって。これはちょっと酷いですね。
もう少し話を掘り下げると。たぶん、この演出家さんと、同世代のような気がします、、、ちょいちょい挟むネタがもうヒッって感じで、笑いをこらえるのにハンカチ握り締めましたよ、、、もちろん涙も拭きましたけど。
ジャミロクワイはもうあのポーズでツッコミ入れる前にすぐわかったわ~って歳バレる(笑)
「デリケートに好きして」きた瞬間、もうね、あれあれこの歌知ってる知ってるてか、真剣に歌う高田聖子さん演じる寺泊行代さんにもうロックオン!!!あぁクリーミィマミ、見たくなってきた、、、
このあたり、若いおねーさんたちはついてこれたのかな?お父さん、お母さんに聞くとすぐわかると思いマース。。。
安田くんは、お芝居中一度も関ジャニ∞のやすくんを出しませんでした。それはそれは、物の見事にコージになりきってました。
たぶん彼は役の中に自分を深く深く潜り込むタイプ。その姿勢、大好きですが、きっと本人は辛いのでは、、、自分の中の自分をまず脱いで、深いところまでコージになりきるのは大変な作業なように感じるのです。。。
なんとなく、なんとなくですが。藤原竜也くんと同じ匂いがする、、、ぜひ対峙する役柄で共演してほしいなぁ。前は亮ちゃんと竜也くん一緒のお芝居みたい、、、と思ってたけど、やすくんとも面白いような気がする。と、今回のお芝居を見て感じました。
お芝居もですが(純朴なコージ、可愛かった!)、それ以上にびっくりしたのは歌声です!いつも∞さんで聴き慣れた声と全然別物。どこからあの声を出してきたんだろう。そして声量。2階席真ん中でもささるように飛んできました。「命くれない」「北国の春」「俺節」良かったなぁ。個人的には私の祖父がよく歌っていた「星影のワルツ」の本気歌いが聞きたかった(私情挟んで余計な感想すみません)
やすくんは感情を乗せて歌うことが上手いから、演歌もすんなりはまってましたね。たぶん、ミュージカルもいけそうだけど、、、やはり、音楽劇の方があうかな。またお芝居するところが見たいです。
最後、カーテンコールの時に。投げ敬礼?をした時だけ、やすくんでした、、、もうひゃーって声が出そうになりましたが、がまんがまん。
そして本当に後ろや2階をすみずみまで見てくれてました。(いつもコンサートのレポで見ていた通りでした)心配りの人、納得です。
回りを固める俳優さんたちも、大好きな人達で、安心して見れました。
六角さん、ギターも歌もお上手。惚れ直しました。
まことさん、相変わらずの芸達者ぶりが見れて嬉しいです。
徳馬さん、どこまでも徳馬さんでした。やはり画が締まるなぁ。
オキナワ役の福士さん。のだめで黒木くん演じていたことをすっかり抜けてました、ごめんなさい。やすくんと名コンビでした。
ケイトは、私の中では「エリー」朝のドラマですっかりエリーが定着してます。歌ものすごくズシンときたなぁ、母国語のお芝居も見てみたい、、、英語わからんけど。
「俺節」の感想とは程遠くなってしまいましたが。
改めて、見に行けて良かった。もう少し環境が整ったら、またお芝居を見に行こうと思うことができました。やすくん、きっかけを作ってくれてありがとう。今度は関ジャニ∞のやすくんの生の歌声が聞きたいな。そしてまた、舞台の上でお芝居する日を、楽しみにしています。
そしてこの拙い感想を、最後まで読んでいただいてありがとうございました。